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セラミック系列の実習について(つちっこプログラム)

学科紹介2023年10月11日

  滋賀県立陶芸の森では、地域の陶芸作家やサポートスタッフ、学校などと協働して、子どもたちが信楽の「土」という素材を用いてものをつくることの喜びや感動、本物の芸術を体感できる教育事業「つちっこプログラム」を事業展開されています。
 9月22日に、信楽高校の生徒3名も「つちっこプログラム」のサポートスタッフとして参加してきました。この日は大津藤尾小学校の生徒たちと陶芸教室を通して交流をしました。陶芸を教える難しさや楽しさを一緒に体感することを目的としています。

 今回は「願いを込めたタヌキをつくろう!」というテーマで、オリジナルたぬきを制作してもらいました。小学生たちは、配られた粘土を使い、願いを込めて思い思いの形のタヌキを作りました。高校生たちは、最初はサポートがぎこちなかったものの、子どもたちとの交流する中で打ち解けて、楽しく穏やかな時間を共に過ごすことができました。

 今回参加してみて、「指導する」ことではなく「見守る」ことの大切さや、相手の目線に合わせて話すことなど、短い時間でしたが、たくさん学ぶことができました。
 今後も、つちっこプログラムを通じて、たくさんの子供たちの「たからもの作り」をサポートしていきたいと思います。

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