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いろいろなタヌキの作品(その1)

作品紹介2021年03月16日

 ご紹介するタヌキたちは、2020年から2021年にかけて、生徒がセラミック系列の実習や部活で制作した作品です。
 タヌキは昔から「八相縁起」といわれ、縁起物として信楽でたくさん作られてきました。
 実習では、同じ型で作られたタヌキに、それぞれ思い思いの自由な装飾をしてもらっています。元は同じタヌキと思えないくらい、それぞれ違う個性的なタヌキが出来上がりました。
 生徒たちの新しい感性でデザインされたタヌキたちは、現代における信楽タヌキの新たな方向性を見せてくれそうです。

「お正月たぬき」高島優翔さん、松井聖太さん制作

破魔矢と絵馬を持っています。鏡餅を乗せた三宝の隙間から顔をのぞかせているのが愛嬌があります。もともと縁起のいいタヌキが、さらに縁起が良くなっているようです。

「ヒーローたぬき」池畑恵一さん制作

サングラスを光らせて、かっこいい衣装と剣を持っているだけで、タヌキとは思えないくらい格好良く見えます。玄関に置いておいたら、守ってくれそうです。

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