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セラミック棟 設備案内 その7 ポットミル・ボールミル

学科紹介2021年09月23日

『ポットミル・ボールミル』
 粉砕機のことで、円筒形の容器にセラミックなどの硬質のボールと、材料の粉を入れて、蓋をして数時間回転させることによって、材料をすりつぶして微細な粉末を作る装置です。ポットミルとボールミルは、大きさが違うだけで、同じものです。
 少量を粉砕する時には、乳鉢や擂潰機(自動乳鉢)を使用します。

 本校では、昔ながらの伝統釉から、学生が好むようなパステルカラーまで、約50種類以上の釉薬を用意しています。セラミックの実習の中には、自分のオリジナルの釉薬を調合するという実習もあります。生徒たちは、自分で調合した原料をポットミルにいれて回転台の乗せ、数時間回転させて釉薬を作ります。実際に焼き上がるまではどんな色になるかわからない、その曖昧さが陶芸の魅力のひとつでもあります。

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