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セラミック棟 設備案内 その10 穴窯

学科紹介2021年10月13日

『穴窯』
薪を使って焼成する窯で、耐火煉瓦と耐火粘土で作られています。一部屋しかないものを「穴窯」、何部屋もあるものを「のぼり窯」と呼びます。

 本校では毎年12月に、校内にある穴窯を、職員が夜通し交代しながら4日間かけて焼成します。使う薪はアカマツで、一回の焼成で約270束の薪を使います。学生たちと協力しながら4日間薪を入れ続けて、温度を1300℃に上げていきます。温度が高くなり、アカマツの灰が作品にかかって溶けると、信楽焼特有の綺麗なビードロの焼き物ができます。どんな作品に仕上がるかは、温度と炎によって変わるので、開ける時はドキドキです。
(*2020年12月21日の「スクールライフ」のアーカイブに、昨年の穴窯焼成の記事が載っていますので、そちらもご覧下さい。)

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