信楽高校では、地域とのかかわりをとても大切にしています。信楽高校の強みである、セラミック系列やデザイン系列の実習として、地域から依頼されたことに色々と参加させてもらっています。

　たとえば、デザイン系列では、信楽陶器まつりや火まつりのポスターや、駅前大タヌキの衣装のデザイン、田んぼアートのデザイン画や、甲南高校とコラボした「卵かけご飯プロジェクト」でのお米や卵のパッケージデザインなど、様々なものを制作しています。

　また、セラミック系列では、信楽町の火まつりのメダルの制作や、甲南高校とコラボした「卵かけご飯プロジェクト」でのご飯茶碗の制作や、滋賀県の植樹祭で使用する巨大花入れの制作、また駐日外交団による地方視察ツアーが滋賀県で行われた際には、陶製のタヌキを作るワークショップを信楽高校で行うなど、多岐にわたって活動しました。

　このように、生徒たちのデザインやセラミックの作品が実際に町なかで使われることで、ただの実習としての作品ではなく、使い手のことを考えた実用的な作品になると思うので、地域との活動はとても有意義たと思います。

　今後もいろいろな地域活動にチャレンジして、実用性のあるアートを発信していきたいと思います。