新着情報

セラミック系列の実習について(信楽窯業技術試験場見学)

学科紹介2023年10月12日

 10月4日(水)、滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場に、3年次生セラミック系列、課題研究「型起こし」班の生徒たちが見学・技術相談に行きました。
 
 信楽窯業技術試験場は、信楽焼の後継者の育成や、新たな焼き物の技術開発などを行う滋賀県の施設です。昨年10月に完成した新庁舎は、信楽焼の美術館などがある陶芸の森に隣接する場所に整備され、焼き物づくりを目指す人たちが研修で使えるろくろや大型の窯などの設備のほか、さまざまな素材を詳しく分析できる電子顕微鏡などの設備もあり、企業などの新製品の開発に向けた研究にも利用できるそうです。

 まずは新庁舎を見学させていただきました。新庁舎のエントランスは、まるで美術館のような開放的な空間で、スケールに圧倒されました。ロクロや窯はもちろん様々な種類のものが揃っていて、他にも専門的な機械がたくさんあります。

 今回は、従来とは異なる、新しい石こう型の作り方を学びに行くことが目的でした。3Dスキャナーや五輪大型モデリングマシンを用いた方法です。本校にはない技術や細かい手順などを見せていただき、「型おこし班」の課題研究にとても参考になりました。

 今後も信楽窯業技術試験場を訪問して、技術相談や施設利用をさせていただきながら、「型おこし班」のテーマである、「安全運転を願うオリジナルキャラクター」の制作を進めていきたいと思います。

2024年度の情報一覧