10月14日（土）、「うしかい田んぼアート」の稲刈り体験があり、生徒たちが参加してきました。

　「うしかい田んぼアート」は甲賀市の牛飼地区で開催しているイベントで、色付きの稲の苗を使用して田んぼに大きな絵を描くというもので、毎年本校のデザイン系列の生徒たちがデザイン画を考えています。（詳しくは「学科紹介」のページの2023年06月14日の記事をご覧ください）
　
　今年も稲がしっかりと成長して、７月にはアートがきれいに見え始めました。そして９月いっぱいまで、信楽高原鉄道を利用するお客様の目を楽しませてくれました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　10月に入って稲が実り、田んぼアートがだんだん茶色っぽくなってくると、いよいよ稲刈りの季節です。
　
　色の付いた稲は観賞用なので食べることはできませんが、背景の緑の部分は食用の稲なので、それを刈り取ります。今年はヒヨクモチという種類のもち米を刈り取るお手伝いをしました。

　今回は１年次生1人、2年次生2人、3年次生1人の計4人で参加しました。
　「田んぼアート」の稲刈りは一般的な稲刈りとは全く違い、細かい模様の隙間の稲を刈るので、機械では刈り取ることができません。鎌を使って一束ずつ手で刈り取るという昔ながらのやり方で稲刈りをします。
　
　秋晴れの中、生徒たちは初めての作業に苦戦しながらも、他の参加者さんたちと和やかに稲刈り体験を楽しみました。当日はイベントが多く重なり、いつもより参加者が少なく人手不足だったため、高校生たちの若い労働力がとても喜ばれました。