信楽高校には、校内に穴窯があります。毎年12月に１回のセラミック系列のビックイベントです！
10月から窯詰し、12月13日〜16日まで焼成しました。

　小さな火種はやがて炎となり、1300℃まで到達します。薪を入れれば簡単に温度が上がるほど簡単ではありません。薪の乾燥状態、気候、窯の詰め方などさまざまな条件が合わないと、1300℃には辿りつけません。目標温度に向けて、日中は高校生や深夜は卒業生が窯焚きに励みました。一定の温度に達したら、鉄の棒で作品を引き出します。

　引き出した作品は、エメラルドグリーンのビードロがのった大作となりました。穴窯は時間も準備もかかりますが、一生目に焼きつく思い出となります。今後は穴窯が冷えてから全て窯出しします。引き出した作品との色の違いが楽しみです♪